神・文章術の感想
〜はじめに〜
"はてなブログに感想を"巻末に載っていたので、素直に従い、開設しました。
p107「うーん、自分でもよくわからないんですよね〜」
自分の個性がわからない若者の下り。
全然謎じゃない。
「個性を自分で見つけなければならない」という呪縛に、聞く側が囚われているだけだ。
数分話した後に、「ぼくの個性、なんだと思います?」
「いやー、数分じゃわからないなあ」
「無能っすね」「そんな洞察力で今まで、どう戦ってきたんすか」と言われる時代が来る。
いや、もう来てるかもしれない。実は、丸腰はこちら側なんだ。実は、自分の個性も年々劣化してきて変化してることに気づいていないのだ。個性でも何でもなくて、ただの年寄りの固定観念なのだ。
「今時の若者」は、しれっとして、とっくにソコに気づいていたりして。
しかし、その「今時の若者」も歳をとる。老いる。
そして、年取った今時の若者が、今時の若者に言われるんだ。
「無能っすね」ざまあみろ。